ゆきこの部屋

宝塚やミュージカル、映画など好きなものについて語るところ。

2021年観劇振り返り

以下、今年観劇した芝居のタイトルを列挙します。
ライブ配信もカウントし、各観劇回数は省略します(ざっと数えたら宝塚生観劇は50くらいでした)。
まずは宝塚歌劇団の記録から。

月組 珠城りょう 3Days Special LIVE『Eternità』(構成・演出/三木章雄)
花組 バウ・ミュージカル『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』(作・演出/竹田悠一郎)
花組 ロードウェイ・ミュージカル『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』(潤色・演出/原田諒)
宙組 三井住友カード ミュージカル『アナスタシア』(潤色・演出/稲葉太地)
月組 グランド・ミュージカル『ダル・レークの恋』(作/菊田一夫、監修/酒井澄夫、潤色・演出/谷貴矢)
雪組 かんぽ生命 ドリームシアター ミュージカル・シンフォニア『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~(作・演出/上田久美子)、かんぽ生命 ドリームシアター レビュー・アラベスクシルクロード~盗賊と宝石~』(作・演出/生田大和)
宙組 大正浪漫抒情劇『夢千鳥』(作・演出/栗田優香)
宙組 Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』(作・演出/植田景子)
星組 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』(原作/ウィリアム・シェイクスピア、作/ジェラール・プレスギュルヴィック、潤色・演出/小池修一郎、演出/稲葉太地)
雪組 ミュージカル・ロマン『ヴェネチアの紋章』(原作/塩野七生『小説イタリア・ルネサンス1 ヴェネツィア』(新潮文庫刊)、脚本/柴田侑宏、演出/謝珠栄)、ロマンチック・レビュー『ル・ポァゾン 愛の媚薬 -Again-』(作・演出/岡田敬二)
雪組 ロマンス『ほんものの魔法使』(原作/ポール・ギャリコ 脚本・演出/木村信司
花組 ドラマ・ヒストリ『アウグストゥス-尊厳ある者-』(作・演出/田渕大輔)、パッショネイト・ファンタジー『Cool Beast!!』(作・演出/藤井大介)
星組 REY’S Special Show Time『VERDAD(ヴェルダッド)!!』—真実の音—(作・演出/藤井大介)
星組 ミュージカル・ロマン『マノン』(原作/アベ・プレヴォー、脚本・演出/中村暁)
月組 ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』(作・演出/上田久美子)、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』(作・演出/中村暁)
花組 ミュージカル・ロマン『哀しみのコルドバ』(作/柴田侑宏、演出/樫畑亜依子)、パッショネイト・ファンタジー『Cool Beast!!』(作・演出/藤井大介)
宙組 Musical『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~(作・演出/生田大和)、タカラヅカ・スペクタキュラー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』(作・演出/野口幸作)
月組 江戸切絵『川霧の橋』-山本周五郎作「柳橋物語」「ひとでなし」より-(原作/山本周五郎、脚本/柴田侑宏、演出/小柳奈穂子)、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser -新たな夢へ-』(作・演出/中村暁)
雪組 ミュージカル『CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-(原作/北条司シティーハンター」(C)北条 司/コアミックス 1985、脚本・演出/齋藤吉正)、ショー オルケスタ『Fire Fever!』(作・演出/稲葉太地)
宙組 ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス、プロミセス』(翻訳・演出/原田諒)
星組 宝塚剣豪秘録『柳生忍法帖』(原作/山田風太郎柳生忍法帖」(KADOKAWA 角川文庫刊)、脚本・演出/大野拓史)、ロマンチック・レビュー『モアー・ダンディズム!』(作・演出/岡田敬二)
花組 三井住友VISAカード シアター忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』(作・演出/谷貴矢)、三井住友VISAカード シアターレビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-(作・演出/中村一徳)

反対に見られなかったのは、月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』、星組婆娑羅の玄孫』、花組『銀ちゃんの恋』、月組『LOVE AND ALL THAT JAZZ』、宙組『バロンの末裔』『アクアヴィーテ』の4本ですから、ライブ配信のありがたみを感じずにはいられません。ありがとうございます、劇団。新人公演もライブ配信するようになり、劇団にも新しい風が吹いていることを感じます。
なんといっても今年は女性演出家の躍進がめざましかったように思います。『fff』『桜嵐記』(うえくみ)『夢千鳥』(栗田センセ)『Hotel Svizra House』(けーこ先生)といったオリジナル作品も、『川霧の橋』(小柳センセ)の演出も、全て女性が手がけておりました。すばらしい。
その中で『ダル・レークの恋』の演出を手がけ、『元禄バロックロック』を作り上げた谷タカヤ先生は男性演出家の中では群を抜いてすばらしかったし、他の男性にも見習って欲しいくらいです。
今年のお気に入り5本は見た順番に『fff』『ダル・レークの恋』『夢千鳥』『桜嵐記』『元禄バロックロック』ですかね。本当に谷先生の着眼点が鋭いことを物語っているランキングです。

今年は雪組花組バウホール公演は奇跡的に生で観劇することが叶いましたし、なんといっても人生初の新人公演観劇というのも大きかったです。花組の熱いパワーを感じました。
これからもあわちゃん(美羽愛)を応援していこうと決意を固くしました。
チケットがなくなってしまった公演もありましたが、これがとにかく大きな収穫です。
それから地元に2回も来てくれたのがありがたかったです。やはり地元だと観劇回数も変わるし、交通費や時間の問題もだいぶ解消されて楽でした。
どうでもいいですが、昨今のニュースを聞くにつけ、あんまりJRにお金を落としたくないのですが、それ以外に選択肢がないがないのが辛いところ。韓国語表記がないとか、雪の中乗客をほっぽり出して車内泊を認めなかったとか。嫌な世の中です。

宝塚以外の外部公演の観劇は以下の通り。

ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』(原作/萩尾望都ポーの一族』(小学館「フラワーコミックス」刊)、脚本・演出/小池修一郎宝塚歌劇団))
ミュージカル『パーレド』(作/アルフレッド・ウーリー、演出/森新太郎)
ミュージカル『MA』(脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ、演出/ロバート・ヨハンソン)
『CLUB SEVENⅢ』(脚本・構成・演出・振付・出演/玉野和紀)
ミュージカル『スリル・ミー』(原作・脚本・音楽/Stephen Dolginoff、演出/栗山民也)
『森フォレ』(作/ワジディ・ムワワド、演出/上村聡史)
ジュリアス・シーザー』(作/ウィリアム・シェイクスピア、演出/森新太郎)

配信では『エリザベートTAKARAZUKA25周年記念スペシャル・ガラ・コンサート』、シスカンパニーの『友達』も鑑賞しました。後者はなかなか刺激的でした。『パレード』的な意味で(つまりメンタルが安定しているときでないと見られない)。
森新太郎は個人的にあたりとはずれが大きいかなと思いますが、あたると楽しい。『森フォレ』、めちゃめちゃに楽しかったもの!
宝塚に比べて、外部公演は作品で選んでいるところがたぶんにありますので、比較的におもしろい作品が多いのですが、その中でも『森フォレ』は頭一つ飛び抜けてすばらしかったです。

今年は観劇にもお金を使いましたが、美容にもかなり諭吉を溶かしている自覚はあって、しかしそれは来年も続きそうです。
生来我慢という言葉を知らない小娘なものですから……来年の4月からはもう絶対に表の仕事は減らそうと思っているし、裏の仕事の実績も積み重ねていきたいし、プライベートも楽しみたい。
人生欲張りプランで生きているんですよ、私(平たく言うとワガママw)。
引き続きなんとかなるさ精神で、「強く可愛くおもしろく」生きていきたいと思います!えっへん!

年を越すとこのブログもまるっと2年。
ありがたいことに記事の数よりいただいたスターの数(はてなブログの仕様)の方が多くて、読んでいただけることに感謝しかありません。本当にありがとうございます。
来年はもう少しマメに更新できるといいのですが、どうでしょうか。性格の問題かな。あと観劇日の翌日は休みにしたいところです(笑)。

来年も素敵な作品にめぐりあえますように。
それではみなさま、ごきげんよう。良いお年を!